
SF本棚
SFってサイエンス・フィクションの略だとずっと思ってた。科学空想小説。でもとある本でSFをスペキュレイティブ・フィクションの略としていた。
僕は本をSFに分類するための明確な基準は知らない。
きまぐれロボット 星新一

まだ読中だけど、ショートショートの本作。SF作家星新一のいろんな物語を堪能しています。
出版:KADOKAWA
国歌を作った男 宮内悠介

13の物語が収録されている短編集。すべてがSFに分類されるわけじゃないけど、ここに入れておく。
13番目の物語『十九路の地図』はSFでいいだろう。この話が一番好きかな。SFだからではなく、むしろその科学の力を感じさせないくらい物語の世界に溶け込んでいる。
出版:講談社
No.6 あさのあつこ

私がめずらしくシリーズものを続けて読んでいる。
本作は人類の理想を実現した未来都市No.6で起こる都市の闇?を少年たちが立ち向かっていく物語。
僕が一番好きなSFだ。管理社会、一部の地域に大半の人間が住んでいる世界線、ロボットとの共存、このあたりが好きなジャンル。
ページ数は200くらいだからかなり読みやすい。
出版:講談社
どうせ世界は終わるけど 結城真一郎

SF感はかなり抑えめだと個人的には感じた。
だけど本作の短編集はタイトル通り「どうせ世界が終わる」。という世界線の中で、いろんな境遇の人が何を感じどのように生きていくのかを書いたもの。
僕は未来の科学技術をSFだと分類するのと同時にそんな世界で暮らす人間の心情や価値観、思想もSFに分類している。だからこそ本作もSFだ。
出版:小学館
フレドリック・ブラウンSF短編集

海外SFも大好き。本作も短編集だが、収録されている物語によって感じ方は様々だ。それくらい多種多様なSF作品が収録されていると思う。特に好きなのは、タイトル忘れたけどギャンブルが好きな異星人?生命体?がでてくる作品です。
SF好き!って人じゃないとなかなか手に取らない本じゃないかな?と思う。でも読みやすいと思う。
出版:東京創元社
プロジェクト・ヘイル・メアリー

アメリカのアンディ・ウィアーが書いた本作。
上巻・下巻の二つにわかれる物語だが、どちらも面白い。この先どうなるの?がどちらにも存在し、次々ページが進んだ。
読みながら、ハッピーエンドかな?バッドエンドかな?とずっと予想を外しながら読んでた。
出版:早川書房